
橋下徹氏にいわせると今回の参院選は自民党の「圧勝」なのだそうである。安倍首相も、憲法改正の議論を求める民意が今回の結果に示されたと胸を張る。
果たしてそうだろうか。50%にも満たない投票率。有権者の半数以上が政治に期待していないことを示す勝者なき選挙ではなかったか。
快進撃を見せたのは、山本太郎氏の「れいわ新選組」くらいだ。直感のなせるわざか、緻密な予測と計算にもとづくものか、100%に近い完璧さで、結果を出した…
れいわ新選組(れ新)の快進撃は、ほんとうに見ていて気持ちの良いものでした。
初めて「選挙はおもしろい」と感じましたよ。
れ新の良いところは、何といっても【庶民のミカタ】というところですよね。
資料やグラフを駆使して、ジモトの中小零細企業や商店、働く人々の苦境を可視化して、それらを取り除く施策をわかりやすく解説してくれました。
それまで、多くの有権者は、どうして自分たちの生活はここまで苦しいのか、わからなかったのだと思います。
れ新は、その「なぜ?」にフォーカスし、庶民の当事者に寄り添った政策を掲げたところに勝算があったのだと感じます。
また、政策にMMT(=現代貨幣理論)をいち早く取り入れたところもよかったですね。
政府の政策は「財源ありき」ではなく、「財政出動ありき」だと教えてくれました。
山本太郎氏を得てより賢くなった有権者の目は、政府に対してさらに厳しいものになるでしょう。
そして、近い将来、必ず現政権のような富裕層・大企業優遇政党は下野することになります。
我われジモト民は、その日を信じて仲間づくりをしていきましょう!
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