
世界から注目を集める経済学者が来日し、「消費増税はいらない」と主張しました。
米ニューヨーク州立大学、ステファニー・ケルトン教授:「消費者が不安を抱いているとお金を使ってくれません」 財政赤字が増えても国が破綻することはない…
世界的に注目されている「現代貨幣理論(MMT)」、簡単にいうと、
貨幣を独自で発行できる国は、インフレ率を条件とすれば財政赤字で破綻することはない。
というものです。
この理論の米国の中心的存在のケルトン教授が来日し講演を行いました。
筆者は、この理論は日本財政の現実を表しているものと理解しています。
日本の財政赤字はGDPの2倍超、日銀の国債買い入れ上限は年間80兆円ですが、長期金利は0%付近でインフレ率も2%に程遠いというのが現実なのです。
この現状で、麻生財務大臣はなぜ「ハイパー・インフレがー」と叫ぶのでしょうか?
それにしても、ケルトン教授の来日が1カ月早ければと悔しい思いです。
なぜなら、この理論に近い財政政策を掲げて参院選に挑んでいるのは「れいわ新選組」の山本太郎さんだけだからです。
来日が1カ月早ければ、さらに山本太郎さんに注目が集まり集票に貢献したことでしょう。
これからでも遅くはないので、このニュースが拡散され議論が巻き起こることを祈りたいです。
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